加工済みボルトキャリアを取り付けてみました
こんばんは~^^
先日、加工を行ったボルトキャリアですが・・・
S&T製のマガジンを使いたかったので、写真上側のS&T製のボルトアッセンブリーから、ローディングノズルをまるごと拝借することにしました。
せっかくですので、件の加工した箇所を見比べてみると・・・
(S&T製のボルトキャリアの方も)使用頻度が少ないのにも関わらず、赤丸部分のように深い傷(摩耗)を確認することができましたので、やはりメーカーが違っても同じような現象(不必要な抵抗)は出てしまっているようでした。
では、早速、ローディングノズルの移植をしていこうかと。
ローディングノズルの取り外し・取り付けについては、解説が必要となるような難解な箇所はあまりないのですが、ただ一カ所、写真のEリングの取り外しについては、(大きな失敗はないにせよ)取り外しに難儀してしまうこともあるかと思います。
私は、軸が硬めの精密(マイナス)ドライバーを使って、ここ(Eリング)の取り外しをしているのですが、真っすぐ上方向に力をかけて外そうとすると、精密ドライバーがすっぽ抜けた拍子にボルト表面にいらぬ線傷を付けてしまったりして・・・
ですので、最近は、写真のように、まずはEリングの開口部を横(右)方向に向けつつ、赤矢印の方向に力をかけて、一旦、Eリングの引っ掛かりを解除し・・・
※Eリングの開口部を横(右)方向に向けつつ = アルファベットのEの形と同じ向き
その後、写真のようにEリングを90°回転させて、ピンセット等を使って上方に引き抜くように取り外し方を変えてみました。
実際にお手持ちのボルトアッセンブリーを見てもらえると分かりやすいのですが、横側面は壁のような(一段高い)形状となっているので、万一、ドライバーがすっぽ抜けても壁に当たって止まってくれるので、いらぬ線傷が入りにくいんですよね。
ということで、加工済みのボルトキャリアへのローディングノズルの移植も無事に完了致しました。
ローディングノズルについては、特に問題なく取り付けができたのですが、S&T製のノズルガイドが無加工では(G&P製のボルトキャリアに)少しはめ込み辛く感じられたので、手元にあったG&P製のノズルガイドを使って最終的な固定をしておきました。
で、チャージングハンドルをかぶせて・・・
S&T製のフレームをベースとした・・・
こちらのM4に取り付けをし・・・
早速、短い距離での試射をしてみましたが、装填 → 発射 → ボルトストップまで特に問題なく行え、作動に関してもかなりスムーズに動いてくれており、各部が馴染んでくればもう少しよくなりそうかな?とも思ったのですが・・・・
残念ながら、(ノーマルボルトとの)はっきりとした違いを体感できるほどの劇的な変化(加工の恩恵)は感じることができませんでした。
※そういえば、元々(S&T製)のノーマルボルトでも十分すぎるほどよく動いてましたし・・・^^;
ま、まぁ、燃費や耐久性についてもプラスの効果があったりなんかもするかもしれませんので、その辺もちょっぴり期待しつつ、気長に確認をしていけたらな、と。
ちなみに、こちらの個体(M4)には、ローラー付きのハンマーなんかも取り付けてあるので、総合的によい効果が出てくるとよいのですが、さてどうでしょう?
とりあえず、こちらも含めてのんびり気長に観察をしていければな、なんて思ってます。
それではまた~^^