マルイ製MWS フロントセットの移植について
こんばんは~^^
週末に少し時間が空いたので、WA互換のフレームにマルイMWSのフロントセットをどれだけ移植できるか実際にやってみました。
検証に使ったのは、G&P製のフレームにS&T製のフロントセットを取り付けたこちらの個体となります。
アウターバレルについては、マルイ独自の規格となっており移植ができませんでしたので、まずはデルタリングから・・・
前回の記事にも書きましたが、マルイ製のデルタリングはバレルナットが2分割された状態となっているので転用ができず、仕方なく分解したS&T製のデルタリングから・・・
写真のバレルナットとスナップリングを流用し・・・
(できるだけマルイ製のパーツを使おうと思っていたので)最初は右側のマルイ製の板バネ(ウェルドスプリング?)を組み込んだのですが・・・
※右がマルイ製、左がS&T製で、マルイ製は厚みが薄く(板バネが)しなやかで柔らかい感じで、S&T製は厚みが厚く(板バネが)ガチガチに硬い感じとなります
全てを取り付けた状態で確認したところ、板バネの力不足の為か、許容できないほどのガタが出てしまったので、最終的には写真のS&T製のものに交換をしてしまいました。
こちらがパーツをミックスしたデルタリングとなりますが・・・
バレルナットがガタもなくぴったりと収まったので、これについては少しびっくりしました。
※元々、これ(S&T製のバレルナット)が取り付けてあったS&T製のデルタリングは、どこか寸法を間違ったのか?と思えるくらいゆるゆるのガタガタだったので ^^;
ちなみにS&T製のバレルナットは、写真のようにねじ部が少し深く(長く)なっているので・・・
取り付ける際には、写真のような厚めのシムが必要となります。
※アウターバレルは、WA互換のもの(写真はS&T製)を使用しております
バレルナット自体は変わっていないので、当然ですが・・・ガタも無く取り付けをすることができました。
S&T製のデルタリングは、目で見える部分(外側)の作りや仕上げがあまりよくないので、これだけでもだいぶ見栄えがよくなったかと思います。
フロントサイト、ガスチューブ、ハンドガードキャップは、写真のマルイ製のものを取り付けてみたのですが・・・
ちょっと問題(後述します)があって、ハンドガードキャップのみ写真のマルイ製のもの → S&T製のものに交換を致しました。
取り付けの際に、マルイ製のフロントサイトの回転止めの突起が少し太かったので・・・
S&T製のハンドガードキャップの赤矢印で指した穴を少しだけ広げて取り付けを行いました。
で、肝心の(一番活用したかった)ハンドガードなのですが・・・
※右がS&T製で、左がマルイ製となります
写真のように移植したS&T製のデルタリングのロック部(?)が、マルイ製のものと比べてひと回りほど大きくなっていた為、(マルイ製の)ハンドガードを無加工で取り付けることができませんでした。
ということで、仕方なくハンドガードをS&T製のものに戻そうとしたのですが、今度はマルイ製のハンドガードキャップのサイズが小さくうまく取り付けができなくなってしまったので、前述したようにS&T製のハンドガードキャップに交換をしたというわけです ^^;
次に写真のマルイ製のフラッシュハイダーですが、ねじ径やねじピッチに違いは無かったのですが・・・
S&T製のアウターバレル先端のねじ部の長さが長いからでしょうか? マルイ製のフラッシュハイダーではねじの中ほどまでしか取り付けるをすることができませんでした。
※S&T製ではないアウターバレル(逆ねじ仕様)を取り寄せ中なので、手元に届いたらそちらでも確認をしてみるつもりです
結局のところ、無加工~小加工で移植(活用)ができたのは、デルタリング(外側)と・・・
フロントサイト、ガスチューブのみという大変残念な結果となってしまいました ><
ハンドガードキャップについては、マルイ製のものも問題無く取り付けをすることができますが、ハンドガード自体が対応しておらず取り外してしまったので、今回の検証では取り付けができないという解釈とさせて頂きます。
余談となりますが・・・
写真のように、通常のバレルナットのロック部先端は、マルイ製と比べてひと回りほど大きく(長く)なっておりますが、根元部分に関しては大きさや形状がほとんど変わらないので・・・
赤矢印で指した先端部を全てカットしてやれば、バレルナット側のサイズ的な問題はクリアーできるかと思います。
それともう1つ、マルイ製ハンドガードのアッパー側の(赤矢印で指した)回転止めレバーが(取り付け時に)バレルナットと干渉してしまうので、それを避けるために回転止めレバーを赤線の位置でカットしてやる加工もあわせて必要になってくるかと思います。
※ただし、回転止めレバーに関しては、多少ガタが出てもかまわないということであれば、(回転止めレバー自体を)取り外してしまうという選択肢もありかと思います
う~ん、できればこのまま継続して加工・取り付けの検証もしてみたいなとは思うのですが、ちょっとバタバタとしているので、残念ですがしばらくこのままの状態で保管の予定です ><
※他に組まないといけない個体がいくつかあるので、そちらが片付いたらぜひ試してみたいなーとは思っているのですが・・・
もしもこちらの移植に挑戦される(すでに挑戦された)方がいるようでしたら、ものすごく興味があるので結果を教えて頂ければうれしいです。
それではまた~^^