マルイ製MWS フロントセットの移植について③
こんにちは~^^
昨日の作業の続きとなります。
ハンドガードの溝にスムーズにはめ込めるようにする為に、ロック部の先端を削って長さの調整をしなくてはいけないので、まずはデルタリングから写真のバレルナットを取り外して・・・
赤丸で囲ったロック部の先端を・・・
現物合わせをしながら写真のように削ってみました。
上から見るとこんな感じに。
仕上げ前の写真となりますので、長さが不揃いでまだ凸凹した箇所もありますが、サイズ的には左側のマルイ製のものにだいぶ近づいてきたかと思います。
ちなみに、削る前の状態はこんな感じでした。
その後、微妙な長さや角度の調整を行ったり、削り面を番手の細かいヤスリで整えたりした後に、デルタリングに組み込む際にガリッと剥がれるんだろうな・・・とは思いつつも、バレルナットの表面があまりきれいではなかったので軽く塗装をして仕上げておきました。
デルタリングに組み込む際に使用する板バネ(ウェルドスプリング?)は、回転止めレバーでガッチリ固定される効果を期待して、今回はやわらかめのマルイ製のものを組み込むことに。
それと、ハンドガード内側の(取り付けてしまうと表側からはまったく見えませんが・・・)削った際に地の金属色が出てしまった箇所も軽く黒染めをしておきました。
で、早速、全てのパーツを組み込んでみましたが・・・
バレルナットのロック部の長さ調整を行った甲斐もあり、仮組み時に生じていたアッパーとロアーのスキマも解消し、写真のようにデルタリング内にすっぽりと収まるようになり・・・
苦労して削った回転止めレバーについても、長さの調整がどうにかこうにかうまくいってくれたようで、これのおかげでガタやグラつきも無くしっかりと取り付けることができるようになりました。
余談となりますが・・・
試しに回転止めレバーを取り外した状態でハンドガードを取り付けてみたりもしたのですが、ガタやグラつきも許容範囲内に感じられたので、作業時間の短縮をしたい場合等は、ムリに(削り)加工をせずに回転止めレバー一式をオミットするという選択肢もありかと思います。
よし!ミッションコンプリート!
と、喜びながら組みあがったM4を眺めていると・・・あれ?
S&T製のものと比べて、マルイ製のハンドガードのサイズが少し短かったのでしょうか???
写真の赤矢印で指した箇所に微妙なスキマができてしまってる・・・ ><
とりあえず、スキマのスペースを埋められる分のシムを追加して組み直しを行い、スキマの方はなんとか解消をしてくれましたが、ここ何日かの間に、何度バラして、何度組み立てたことか・・・orz
今度こそ本当に、しばらくの間このままで置いておく・・・ハズ !?
ということで、一番活用したかったマルイ製のハンドガードも無事に組み込むことができました。
きっかけを頂いた くぅさん に感謝です^^
で、最終的にマルイ製のフロントセットから移植できたのは・・・
・デルタリング(外側)
・板バネ(ウェルドスプリング?)
・ハンドガード
・ハンドガードキャップ
・フロントサイト
・ガスチューブ
ということになりました。
※お使いのアウターバレルによっては、もしかしたらフラッシュハイダーも移植することができるかもしれませんが、今のところ当方では未確認となります
マルイMWS専用に設計されたアウターバレルやバレルナットについては、残念ながらWA互換フレームには活用することができませんでしたが、その他のパーツに関しては、(多少の加工は必要とはなりましたが)十分すぎるほど有効に活用することができたかと思います。
現物合わせで調整をしなくてはならないので、(削り)加工以外にもすり合わせの確認等で時間は取られてしまいますが、ご覧頂いた通り作業自体は特に難しいところはございませんので、お手元に余剰の次世代やMWSのフロントセットがあるよーという方がいらっしゃいましたら、この機会にご活用の検討をしてみてはいかがでしょうか?