フレームの互換性について
こんにちは~^^
オークションの方でご質問を頂いたので、本日はその検証をしてみようかと・・・
こちらはS&T製のメタルフレームとなります。
外装部のパーツがまだ少し揃わないこともありますが、塗装用のスプレーが決まらずにこの状態からなかなか先に進めない感じなんですよね。
バラしたのは、もうずいぶんと前になるんですけどね・・・^^;
で、こちらがG&P製のロアーフレーム(メタル)となりますが・・・
※なかなか見つからなくなってしまいましたね、G&P製のCOLT刻印フレーム・・・><
ちょうど塗装剥がしを行った状態で保管していたものがあったので、そちらを使って検証を進めてみることに。
※塗膜厚めで仕上られた個体もあるので、念のため・・・
ご質問を頂いたのが、S&T製のアッパーフレームをG&P製のロアーフレームに取り付けることができるのか?とのことでしたので・・・
早速、S&T製のアッパーフレームを・・・
G&P製のロアーフレームに合わせてみましたが・・・
※写真上がS&T製アッパーフレーム、写真下がG&P製ロアーフレームとなります
あう>< アッパーフレーム前方の基部の幅がわずかに厚かったようですね・・・
後方の基部については、ロアーフレームに収めることができましたが、少し左右にガタが出ておりましたので、逆に(アッパーフレーム後方基部の)幅が 細かったように感じられました。
後述しますが、別の部分ですでに互換性(無加工で取り付け?)がないことを確認しておりましたので、フレーム本体の互換性については突き詰めた(試した)こともなく、(フレーム本体のみの)互換性の有無に関してはご質問を頂かなければ分からずじまいでした・・・^^;
※左からS&Tフロント、G&Pフロント、S&Tリア、G&Pリアとなります
で、その別の部分というのは、写真に写っている前後のフレームロックピンとなるのですが、購入当時に、(S&T製のフレームロックピンが少し短く感じた為)G&P製のものを移植しようと試してみて・・・
※左がS&T製、右がG&P製となります
ひと回りくらいでしょうか? S&T製の方が細くなっているんですよね。
試しに、S&T製のフレームロックピンをG&P製のロアーフレームに取り付けてみると・・・
こんな感じにフロントもリアもスキマが空いてしまいますので、これでは上下のフレームをガッチリと固定することは難しそうです・・・
この状態では、正確なマッチング判定は難しいかとは思いますが・・・
S&T製のアッパーフレームとG&P製のロアーフレームを写真のように重ねて、あらためて細部を見てみました。
多少の調整(均し)は必要になるとは思いますが、高さや形状等の「合い」はそんなに悪くはなさそうな気がします。
フロントのピン穴・・・
リアのピン穴についても、位置のズレはそれほど無さそうな感じだったので・・・
(S&T製)アッパーフレーム前方基部の赤線部分を削って・・・
(S&T製)アッパーフレーム後方基部の黄色線部分を薄めのビニールシート等で気持ち太くして・・・
フロントと・・・
リア基部のピン穴を拡大してやれば、G&P製のフレームロックピンを使って取り付けすることもできる・・・かな !? でも・・・
「言うは易く行うは難し」
系っぽいですね、これは^^;
それに、やってみたいなとは思いますが、必要なのか?と問われると、「今は特に・・・」なんですよね・・・
※それよりも先に(普通に組んで)完成させたい個体がまだ3つほど・・・orz
まぁ、仮にうまく取り付けられたとしても、快適に作動するかどうかについては、(内部パーツ同士の相性等もありますので)調整にものすごく難儀しそうで、私の手では持て余してしまいそうな・・・^^;
どこが悪い?もしかしてどこも悪い???・・・なんて感じで ><
S&T製のバッファーチューブ(ストックパイプ)のねじ部の規格(太さ)違いの弊害で、フレーム部に関してもいろいろと情報を集めたり、解決策を模索している方も多いのではないかと思いますので、とりあえずのご参考として頂ければ幸いに思います。
※私も1つあったのですが、バッファーチューブの仕上げ具合があまりよくない個体に当たってしまった時等は、どう改善しようか・・・とものすごく悩んでしまいますよね
余談となりますが、逆パターン(G&P製アッパーフレーム + S&T製ロアーフレーム)でも試してみましたが・・・
当然ですが、後方はうまく取り付けられず・・・
前方は外側から見ると、うまく取り付けられているように見えますが・・・
実際には、写真のように大きなスキマが空いてしまい、けっこうガタガタな状態に・・・
もしこちらの組み合わせで取り付けの調整を行ったとすると、表から見える部分の幅を厚くしなくてはならないので、逆のパターンよりもさらに手が掛かりそうな感じですね・・・><