S&T製 ARMSタイプ リアサイト 台座の調整
こんにちは~^^
本日は、こちらの調整のお話を・・・
「S&T製 ARMSタイプ リアサイト」
こちらは、フルメタル版のNOVESKE NSR 9インチに装着されていたリアサイトとなります。
基本的には、20mmレイル対応となっておりますが、ちょっとだけ問題が・・・
レイルにはめ込む台座部分(のブレ止め?)の幅が少しオーバーサイズなんですよね・・・
余談となりますが、S&T製 スポーツライン版(ガスブロM4)の樹脂フレームには調整(削り)なしでの装着が可能でしたので、元々そちらの寸法に合わせて作られているのかもしれないですね。
※ということは、逆に樹脂フレームの方に通常サイズのサイトを取り付けるとガタが出るのかな???
・・・樹脂フレームが手元にあるうちに検証しておくようにします ^^;
ということで、調整に話を戻します。
まずはこちらのねじを・・・
がっちり掴んで回せる工具を使って外してやります。
写真ではコンビプライヤーを使っておりますが、養生をしつつ普通のペンチでもOKかと思います。
※上記の写真は購入時の分解記事より抜粋しております、分解については下記よりご覧下さい
台座パーツを赤矢印方向に引き抜いてやれば・・・
準備完了です。
赤矢印で指したでっぱり(ブレ止め?)部分がオーバーサイズの原因となっており・・・
レイル(20mm)にスムーズにはまらないんですよね・・・
※写真のフレームはG&P製のフレームとなります
ちなみにこちらは、リアサイトを取り外した直後のS&T製のメタルフレームの写真となりますが、これ・・・
叩き込んで取り付けたのかな!?
ある意味では正しいブレ止めの使い方なのかもしれないですが、個人的にはちょっと賛同できない感じ・・・って、あれ?
写真を見ながらふと疑問が・・・
(上の写真のように)台座に刻まれた矢印が前方を向いている正常な状態では、(下の写真のように)台座のでっぱりが後方に来るはずだよな・・・
じゃ、なんで前側が削れてるんだ ???
気になったので、(購入時に)分解した時の記事で使った写真を引っ張り出して見てみると・・・
ああ、やっぱりか~、赤矢印で指した部分が不自然に前方に飛び出してますね・・・
※本来は、サイト本体前方とツライチになるのが正しいので・・・
メーカーさんの方で、台座の向きを間違えて取り付けてたみたいです・・・ ><
※ま、まぁ、購入後すぐに取り外したとはいえ、今まで気付かなかった私も私なんですけどね・・・^^;
さ、さて、気を取り直して、次にいくとします・・・
「タジマ サンダー SA-20C」
でっぱりの調整にはこちらを使ってみました。
サイトということで斜めになったりしないよう、できるだけ平面かつ少ない回数で削りたかったのでこちらを使ったのですが、素材がやわらかったおかげで簡単に調整をする(削る)ことができました。
※ちょっとせっかちな性格なもんで、鉄ヤスリ・紙ヤスリを使うと力を均等に入れてるつもりでも、結果を早く出したくなりついつい力を入れ過ぎてしまうという・・・で、その結果はいつもぐだぐだ・・・^^;
なので、後に塗装をするような敏感な仕上げ面でなければ、それほど力を入れずに一削り一削りで進行具合が体感できるこちらのアイテムがお気に入りの一つです。
下記のようにマガジンの装着具合の調整にも使えましたし、いろんな場面で使えるので便利ですよ^^
本題の台座はこんな感じででっぱりの調整をしてみました。
ガタが出ないように現物(G&P製のフレームと)合わせしながら削っていきましたが、写真のようにちょっとだけでっぱりが残るくらいがちょうどよかったみたいです。
とりあえずサイト本体も取り付けてみましたが、ガタも傾きもなく取り付けることができました。
こんな状況なので、試射にいくわけにもいかず、元々のサイト自体の精密度がどうなのかについては判断を下すことができませんが、斜めに傾いて取り付けられていたり、フレームに叩き込んで取り付けられていたりするのは見ているだけでも悲しくなりますもんね。
とにかく、無理なく、正常に取り付けられるようになってよかったです^^
さて、そんなこんなで台座の調整はしたものの、残念ながら、こちらのリアサイトを取り付ける予定のM4が現状の手持ち分では無いので、せっかく調整もしたことですしオークションの方に出品してみようかな?と考えております。
※作りや仕上げはあまりよい方ではありませんので、観賞目的の方には向かない商品かとは思いますが・・・
少なくてもフレームに力任せに叩き込まなくても取り付けが可能にはなっているので、ご興味のある方は、ぜひ!
※お手持ちのフレームによっては、もしかすると追加で削る等の最終調整が必要になる可能性もございますが・・・ ^^;
それではまた~^^