S&T NOVESKE9インチ 分解 ~その2~
こんにちは~^^
昨日に引き続き、S&T製 NOVESKE9インチの分解の記事となります。
前回で、チャンバーの取り外しまでが済んでおりますので、続きはダストカバーの取り外しからとなります。
ダストカバーピンを固定しているEリングは・・・
写真のようにフレームの外側にあるので・・・
Eリングごとダストカバーピンを矢印方向に引き抜くだけで取り外すことができます。
フレームの形状か? ダストカバーの形状か? どちらが悪いのかはよく分かりませんが、キチンとダストカバーを閉める(フレームに固定する)ことができませんでしたので、G&P製のものと交換してみて、正常に閉まるようならそちらを使ってみようかと思います。
次に、フォワードアシストノブピンを・・・
フレーム下側からピンポンチで押し込んで・・・
※(下側から押す・・・に)特に深い意味はないのですが、万一ミスをしてフレームに傷を付けてしまった場合でも、下側なら見えにくいかなと思って・・・^^;
フォワードアシストノブを取り外したら・・・
アッパーフレーム部の分解が完了致します。
ちなみに、フォワードアシストノブの動きがなんかおかしいなと思い、手に取って確認をしてみたところ、赤丸部分にあるはずのスプリングが入っておりませんでした・・・
※フォワードアシストノブはG&P製のものに交換するつもりだったので、まぁ、なんとかはなりそうですが・・・ ^^;
たまたま入れ忘れたのであればよいのですが、標準仕様だと困ってしまいますね・・・
※とりあえず、M16の方も分解して確認をしてみるようにします
ストックの取り外しは・・・
リリースレバーを矢印方向に引っ張りながら、ストックを後方に引き抜いてやり・・・
簡単に取り外すことができます。
バッファーチューブの取り外しは・・・
バッファーチューブリングをゆるめて・・・
ストックリンクプレートを矢印方向にズラしたあと、(ストックリンクプレートごと)バッファーチューブを回転させて取り外します。
赤丸で囲った部分の突起がかなり大きいので、回転させた時にフレームと接触しないように余裕を持って位置の調整をして下さい。
余談となりますが、バッファーチューブの取り外しをしながら・・・
ねじ部分の径が少し細いかな?と感じていたのですが、 案の定、G&P製のものと比べるとほんの少しだけ(径が)細くなっておりました。
う~ん、G&P製のものと一番 交換をしたかった部分だったのに、残念です・・・><
次に、マガジンキャッチボタンを目一杯 押し込みながら・・・
逆側に飛び出したマガジンキャッチを、ボルトキャッチに接触しないように気を付けながらゆっくりと回転させて取り外します。
キチンと比べていないので分かりませんが、パッと見 マガジンキャッチの軸の長さが少し短いような気がしますが、どうなんでしょう・・・
ボルトストップセットは、(マガジンキャッチで固定されているので)マガジンキャッチを取り外した後であれば、そのまま上方に引き抜くだけで取り外すことができます。
ちなみに、本体部分が黒く(塗装かな?)なっているので・・・
フレームのスキマからの見栄えも格段によくなっていると思います^^
シアーの取り外しは・・・
こちらのシアーピンを引き抜いて取り外すのですが・・・
ワッシャーで固定されているのではなく、写真のようにEリングでの固定となっておりますので・・・
先にEリングを取り外してから、ピンポンチで(シアーピンを)叩くようにして下さい。
セレクターレバーは、矢印で指したアンビ側のねじを取り外し、(アンビ側の)レバーを取り外した後に、セレクターレバー本体を逆側から軸を引く抜くようにして取り外します。
こちらのセレクターレバーの動きがけっこう硬く、フレームと強接触していることから・・・
少し動かしただけでも、フレームにこんな感じの塗装剥がれが・・・
検証してみた結果、原因はだいたい分かったのですが、うまいことそれを解消できるかどうかは微妙な感じでして・・・
小手先の対応となってしまいそうですが、イロイロと試して少しでも改善するようにしていければよいなと思っています。
ハンマーセットは、アンチローテションリンクのねじを外して・・・
ピンを引く抜くことで 取り外すことができます。
※アンチローテンションリンクありきのパーツ構成なので、ハンマースリーブにはめ込むCリングは最初から付属していないようです
トリガーセットの方も、写真のピンを引き抜くことで・・・
簡単に取り外すことができます。
せっかくのスチール製パーツとなりますので、トリガーのセンターにある目立つパーティングラインを、ヤスリ等で整えた後に再塗装して使ってみようかと思います。
ハンマー・トリガーと一緒に取り外したアンチローテションリンクですが・・・
赤矢印で指した部分が強固に接着(ねじロック?)されていたようで、片側のねじがどうしても外れませんでした。
※こちらも塗装をしたかったので、ピン(軸)部分はマスキングをして対応する予定です
次に、ロアーフレーム後方のイモねじを外し・・・
リアのフレームロックピンを取り外し・・・
精密ドライバー(マイナス)を使って、写真右側のパーツの頭を押さえながら、フロントのフレームロックピンも引き抜いて(取り外して)おきます。
グリップ下部より六角のねじを外して、ロアーフレームからグリップを取り外します。
※グリップの基部は、WA純正フレームと同じように(フレームに)ナットを横から差し込む形状となっておりました
最後にこちらのねじを六角レンチで取り外し・・・
インナーシャーシセットを取り外せば・・・
ロアーフレーム部の分解が完了致します。
全てではないのですが、ほぼWA系と同じ部品構成だったので、部品点数も抑えられており、とても扱い(いじり)やすいガスブロM4ではないかと思います。
スチール製のパーツも多用されており、耐久性に関してもかなり高くなっているように感じられました。
パーツの精度については、多少甘いかな?と感じられるところもありますが、とにかく作動はバッチリなので、はじめてガスブロM4を手に取ってみる方には、値段も含め最適なアイテムなのではないかと思います。
SHOPさんの方では、8月下旬 お渡し分の予約が開始されているみたいなので、ご興味のある方はぜひぜひ^^
追伸:
トリガーガードの取り外しに関しては、(この記事を書く以前に)先に済ましてしまっていたので、M16を分解する時にでも追加で写真を撮っておこうかと思います。