ボルトキャリアの加工
本日は、ボルトキャリアの加工を行ってみました。
今回、加工を行ったのは、WA純正のボルトキャリアとなりますが・・・
こちらは、だいぶ前から手元にあったボルトキャリアで、ずいぶんと使い古した感じとなっていたので、まずは見た目からと思い・・・
塗装剥がし剤を使って、表面の塗装を剥がそうと思ったのですが・・・
黒染め剤を使って染めているのでしょうか?
(塗装剥がし剤を塗った後に)10数分待ってみても、全く剥がれる様子が無かったので、仕方なくヤスリを使って地道に削って(剥がして)いくことに・・・
削りすぎて(作動に)支障が出ないよう十分に気を付けながら・・・
2時間ほど削ってこんな感じに・・・
写真のように、見えない部分はまったくの手付かずですが・・・
ヤスリがけが思った以上に重労働だったので、最低限の場所のみを削るように致しました。
とりあえず、まだ後の作業が残っているので、本日の(ボルト表面の)磨きはこれくらいで一旦終了です。
※時間に余裕がある時に、金属磨き剤等を使ってもう少し磨いてみようかとは思ってます
さて、ここからが本番!
(ボルトキャリア下部の)赤丸で囲った部分の形状が角度的に急すぎる為、ボルトの前後動に伴いバルブロックが(壁にぶつかるような感じで)強接触しているようで、写真のようにガリッと角が欠けたように削れて(摩耗して)しまっております。
ボルトキャリア自体の(素材の)強度不足という部分もあるかとは思いますが・・・
強接触による抵抗を少しでも軽減した方が、よりスムーズに作動するのではないかと思い、写真の赤丸部分のように角度がゆるくなるように削ってみました。
横からみた加工前の写真がこちら・・・
加工後の写真がこちらとなります。
加工前と比べると角度的にはだいぶゆるくなったので、(ボルトが移動する際の)バルブロックが壁にぶつかるような強接触は多少なりとも解消できたのではないかな?と。
ボルトの動きがスムーズであれば、リコイル感の増大や作動不良の軽減にも多少の貢献をしてくれるかと思い加工をしてみたのですが、はたしてどうでしょう?
今後は実際に作動をさせてみて、加工部分の摩耗具合等を確認しつつ、引き続きすり合わせ調整をしていこうかと思います。
それではまた~^^