MOEカービン フレームの調整
◆MOEカービン フレームの調整◆
昨日、手元に届き、そのまま分解作業を行っていたMOEカービンですが、分解に関しては特に問題も無く、無事に作業を終える事ができました。
…が!
パーツのチェックを行ったところ、フレームにちと問題がありまして・・・
写真の赤丸部分で 強抵抗 があり、すんなりとテイクダウンをする事ができないという状況に・・・
これは解消しておかないとイカンな、と、感じたので、まずは調整ケ所の絞り出しを行ってみました。
(絞り出しと言っても特に難しい事をする訳では無く、ゆっくりと動かして抵抗がある場所を見つけるといった単純な作業なんですが)
今まで購入したG&P製のメタルフレームでは、こんな事は一度も無かったので、たぶんアレ のせいなんだろーなー、とだいたいの予想は付いていたのですが・・・
弱抵抗 がありつつも、なんとかテイクダウンできるようになったので、フレームを分割して細部を確認してみると・・・
ロアーフレームの赤丸部分と・・・
アッパーフレームの赤丸部分に、接触による 塗装剥がれ がございました。
やはり原因は、アレ (=塗膜の厚み) のようですね・・・
まだ弱抵抗があったので、紙ヤスリを使って、下地が出て荒れてしまった箇所を滑らかにしつつ、その周りの塗膜を薄く削ってみました。
こちらと・・・
こちらと・・・
こちらも同様に。
下地が出てしまったケ所を似た色で再塗装しようかと思ったのですが、また新たに可動の妨げを作るのは本末転倒だと思い、軽く黒染めを施す事としました。
こちらと・・・
こちらもこんな感じに。
DE色のフレームなので、黒染めしたケ所が浮いてしまっておりますが、金属下地のシルバーよりは良いよね!? と、自分に言い聞かせつつ・・・アッパーフレームとロアーフレームと取り付けて、外部からの状態を確認してみました。
赤矢印で指した、こちらと・・・
こちらが外部から見えてしまっております。
RASやデルタリングを取り付けてしまえば、もう少し目立たなくなるかも!?(汗
テイクダウンすると、こちらはけっこう目立つ感じとなってしまいました ><
メーカー側としては、塗膜を厚くする事により、
『屋外等で少々ラフに扱っても、
簡単には(塗装が)剥がれないゾ!』
という狙いがあったのだと思います。
それはそれで、ユーザーとしてはありがたい事だと思いますのが、今回のように可動の妨げにもなりえるので一長一短ですよね。
余談ですが・・・
今回はコンプリートガンからの取り外し品なので、この程度の調整で済みましたが、新品で(DE色の)フレームを購入すると、各ピン穴、ストックパイプ、 デルタリング(バレルナット)、フォワードアシストノブ、ダストカバー等の取り付けも難儀をするかと思いますのでご注意を。
さてと・・・
これ、同じのがもう一丁届くんだよね…w
う~ん、どうしよう・・・